わからないことを質問する、 迷ったことを相談する。
何でも行動するには勇気がいるもの、その1歩を踏み出したあなたは立派です。
わからないことを自分一人でで悩み続けるのはある意味時間の無駄。
知っている人、その困難を乗り越えた人に聞いた方が手っ取り早く解決する、そんなメリットもあるでしょう。
ところで質問するあなたは、質問される側、相談される側の立場で考えた事はありますか。
私は50代のプチシニア世代、仕事上のことだけではなく人生についてもさまざまな相談を受けることが多くなりました。
質問や相談をお願いされると言う事は、頼りにされてる証拠。
会社での居場所が微妙になっている!?社畜シニアにとって、頼りにされるのはとても嬉しいものです。
とは言え、多くの質問を受けるにあたり、チョイとこちらのことも考えてほしいな……、と感じることも多くなりました。
この記事では質問を受ける側から質問するあなたへのアドバイスを紹介します。
あなたが愛され質問者になるために必須の事項です。
質問事項は簡潔にまとめるべし
- 質問事項は自分で整理して簡潔にまとめよう
質問しながら自分の課題を整理している、こんな人結構いますよ。
自分の考えや課題が質問中にあっちに行ったり、こっちに行ったりするんですよね。
こちらも貴重な時間を使っているので、課題の把握に時間がかかってはお互いにもったいないです。
課題がハッキリしたら相談する必要すらない、なんて言うケースもありました。
質問や相談したい事項が発生したら、まずはあなた自身でまとめてみることです。
頭の中のモヤモヤをアウトプットすることをお勧めします。
頭の中だけで考えても整理がつきにくいもの、最低でも文字化する、 言語化する事はやっておいた方が良いでしょう。
紙に書く、パソコンに打ち込む、マインドマップで相関関係を把握するなどなど。
自分自身で整理ができていれば、わかりやすく質問内容を説明できると思います。
相談を受ける側からすれば、質問内容を的確に把握できれば、より有意義であなたに適したアドバイスをしやすいです。
あなたが効率的に有意義なアドバイスを得るために、そしてあなたと相談を受けてくれる方の貴重な時間を効率的に使うために、質問事項のまとめは必須です。
Googleを使い自分で下調べをする
- その質問事項、まずはググってみよう
質問の中には、「それ自分で調べてみた?」と感じるものがあります。
それGoogleで調べると答えが出てるんだけどなぁ……
そんな質問者の場合、私はその場で一緒に調べてネットの活用方法も教えています。
ググって答えが出るものは、あなた自身も質問者にとってもはっきり言って時間の無駄。
答えがわかればすぐに次の行動へができます。
実際に行動して行き詰まった問題、ググっても答えが出てこない課題、それらがあなたが成長するために乗り越えるべき壁です。
ちょっと調べれば答えが得られる課題よりも、あなたが乗り越えるべき壁に対するアドバイスをもらった方が有意義なこと間違いなし。
質問や相談事項が発生したら、まずは自分でググってみる。
この習慣を身に付けるだけで、あなたの成長スピードは加速度的に速くなりますよ。
その上で再度質問事項を見直そう
- 再度質問事項を振り返ってみよう、最初の質問が変わってるかもよ!?
質問事項の下調べが終了したら、最初の質問を見直すことをおすすめします。
疑問点に対する初歩的な知識を習得したあなたにとって、質問すべき内容が変わっているかも!?
再度質問を言語化、文章化する。
新たな疑問点があれば、それをまた調査する。
これを調査しても疑問点が解決できないレベルまで何度でも繰り返し、ブラッシュアップして質問のレベルを高めていきましょう。
この調べても解決できない質問、これこそがあなたが乗り越えるべき壁なのです。
相手も考慮して質問時間を調整しよう
- 相手が忙しそうだったら拘束時間を考慮しよう
相手にも響く有意義な質問準備できたあなた、あとは相談相手にアポを取るだけです。
相談相手が忙しい人だったら拘束する時間を調整してあげてくださいね。
自分の疑問点を解決することを優先に、ダラダラとエンドレスに質問を続ける人がいます。
質問を受ける側はボランティアで対応している場合がほとんど。
その辺をちょっと考慮できると「愛され質問者」になり、応援される人になります。
相手が忙しそうにしていたら、どうしても聞きたい質問を1つか2つに絞り、残りは後日再調整の方が 質問を受ける側としてはありがたいです。
質問内容のブラッシュアップもちろんですが、質問の仕方にも磨きをかけると応援してもらいやすくなりますよ。
まとめ
この記事では最近質問を受けることが多くなった50代リーマンの私が、あなたが「愛され質問者」になるための秘訣を伝授しました。
若いあなたは1人でウンウン悩まずに、勇気を持ってどんどん質問してくださいね。
おっさん、おばさん連中は、あなたたちから質問をされると実は嬉しいものなのです。
ただ中には、もううんざり勘弁、と言う質問があるのも事実です。
この記事で伝授した質問のブラッシュアップ方法を実践し、あなたはぜひ「愛され質問者」になってください。
愛され質問者は、周りがどうしても応援したくなるものです。
あなたの周りの人たちからのバックアップももらえれば、まさに鬼に金棒、あなたの成功は間違いなしです。
おまけ 名言からの気づき
大人の議論よりも、子供たちの予期しない質問から教えられるところが多い。
by ジョン・ロック(哲学者)
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