【森岡毅さん】ネスタリゾート神戸 仕掛け人の魅力「ないはない」

【森岡毅さん】ネスタリゾート神戸 仕掛け人の魅力「ないはない」

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「ネスタリゾート神戸」関西では知らない人はまずいない、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に並ぶ体験型テーマパークです。

実は「ネスタリゾート神戸」、経営破綻したグリンピア三木の生まれ変わりだってこと、知ってました?

しかも2020年9月〜12月の売上は前年のなんと1.7倍。コロナ禍の決して良いとは言えない環境にもかかわらずコロナ前の売上を大幅更新。

その仕掛け人は「森岡毅さん」、USJを再生した実績もある凄腕のマーケターです。

森岡さんはどんな人物なのか、どんな考え方でモノを見ているのか、気になったライター・シゲは公開情報&書籍を徹底調査しました。

再生仕掛け人の魅力に迫ったこの記事を読めば、あなたも森岡さんメソッドで諦めかけていた人生の何かを再生できることでしょう。

目次

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森岡毅さんネスタリゾート仕掛け人とは

引用元│株式会社 刀

「ネスタリゾート神戸」の仕掛け人・森岡毅さん、現在に至るまでどのような経歴をたどってきたのでしょうか。

早速紹介します。

生まれ│1972年10月12日(48歳)
学歴│ 1996年 神戸大学 経営学部卒
社歴│
1996年 P&G入社→日本ヴィダルサスーン・ブランドマネジャー
2004年 P&G世界本社(米国)、北米パンテーン・ブランドマネジャー → ヘアケアカテゴリーアソシエイトマーケティングディレクター → ウエラジャパン副代表
2010年 USJ入社
2012年 CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)、執行役員、マーケティング本部長
2017年 マーケティング精鋭集団「株式会社刀」を設立し独立

独立してから手掛けたプロジェクト

  • ネスタリゾート神戸
  • 丸亀製麺
  • 西武園ゆうえんち
  • 農林中央金庫グループ
  • 沖縄テーマパーク

森岡さんの原点はP&G、そしてヴィダルサスーン、パンテーンなどだれもが知っているスーパーブランドを仕掛けた立役者です。

USJの再生で有名になった森岡さん、もともとスゴイ人なんですね。
でもなぜ次から次へとヒットを生み出すことができるの?

森岡さんの考え方のベースになっているものは何か、知りたいですよね。

「ないものはない」目前の魅力に気付け

企業が破綻してしまう理由、森岡さんは次のように考えます。

経営母体の「覚悟」そして「マーケティングのノウハウ」がないから

「覚悟」できない経営者は交代していただくとして、多くの企業で気づいていないのが「マーケティングのノウハウ」。

「マーケティングのノウハウ」って一体何なの?
お客様アンケートのこと?

お客様アンケートはどこの企業でもやっているマーケティング手法、でもそれだけでは不十分なのはヒット商品が生まれないことで証明済。

森岡さんの考えは違います。
「ないものはない」

「ないものはない」には2つの意味があります。

  1. 何もない → お金がない、資産がない
  2. 「ない」ということはない → 物事には二面性があり、見方を変えれば気づけていない価値を発見できる

例えば「ネスタリゾート神戸」ではこんなことが行われました。

1.何もない

山の中にある甲子園球場87個分もの広大な敷地、あるのは、温泉、ホテル、テニスコート、体育館だけ。

お客さんがわざわざその山の中まで行きたいと思うような魅力的な施設が何一つない

神戸で温泉といえば有馬温泉、わざわざテニスのために山の中まで行かないわ。

「ネスタリゾート神戸」の前身グリンピア三木、こんな特長ならつぶれてもおかしくないですね。

2.「ない」ということはない

山の中でなにもないを山の中だからこそできることに切り替える。すると出てきたのは、大自然そのものを壮大な遊び場にすること。

スマホやパソコンなどデジタル製品に囲まれている今だからこそ、人は自然の中で実体験できる双方向性を持ったリアルの喜びを求めるはず。

そこで決まった「ネスタリゾート神戸」のコンセプトが『大自然の冒険テーマパーク』3つのワイルドシリーズの誕生です。

「ワイルド・バギー」
引用元│ネスタリゾート神戸

「ワイルド・カヌー」
引用元│ネスタリゾート神戸

「ワイルド・ハーベスト」
引用元│ネスタリゾート神戸

ワォ、ワイルドで楽しそうだぜ。

私は関東に住んでいるけど、USJと一緒にネスタも絶対に行きたいわ!

どのワイルドシリーズもワクワクが止まりませんね。

バギー → もともとあった山野にバギーを走らせただけ。
カヌー → ももともとあった池にカヌーを浮かべただけ。
ハーベスト → ももともとあった広大な土地を畑にしただけ。

もともと山の中で何もないが、見方を変えただけで自然のワイルドな魅力がいっぱいの空間に。

まさに「ないものはない」

ものごとの価値はそこにある文脈が決める、ということです。これって何も企業だけの話ではないと思いませんか。

森岡さんの企業再生ノウハウ、あなたの人生に活用してみてはどうでしょうか。「ないものはない」、既にあなたは持っていますよ。

森岡さんは狂人⁉そこまで徹底してやる?

「ないのもはない」言葉にすると簡単そうですが、物事の二面性に気づき物の見方を変えることができる人、そして企業は少ないです。

そんな中、次々と企業再生の実績を出し続けている森岡さん、その秘密はどこにあるのか。

森岡さんがマーケターとして大切にしていることは次の2つ。

  1. お客さんの本能が揺さぶられる、その本質とは何かについて追究する
  2. お客さんを本当に感動させるには、中途半端な知識ではダメ、徹底的にやる

例えば、「ネスタリゾート神戸」ではどうだったか。

お客さんが本能を揺さぶられる本質「人間が大自然で興奮する」とは、について追求していた森岡さん。

ついには徹底的に考え抜くために単独での山籠りを実行します、しかも食料は持参せずに。

大自然の中で生き物を捕らえてを食べることは簡単ではありません。
食べられない日が何日も続いたそうです。

だからこそ、ようやく捕まえた魚を焼いて食べた時の感動が忘れられないほどだったとのこと。

「人間が大自然で興奮する」実体験が「ワイルド・ハーベスト」の発想につながったのです。

食料持参ではこれほどドクドクするような大興奮は得られませんね。
徹底して人間の本質を追究する森岡さん、さすがです。

ここまで人間の本質をついたテーマパーク、大人も子供も大興奮する訳ですね。

ますますワイルド・ハーベストに興味津々。
だけど今はお仕事が忙しくてネスタで遊ぶ時間がとれないわ。

そんな忙しいあなたが短時間でワクワク体験できると今注目されているのが「ヘリコプタークルージング」


大阪なら1万円台から、東京でも3万円台から利用できます。詳しくは公式サイトをどうぞ。

まとめ

この記事では、「ネスタリゾート神戸」再生の仕掛け人『森岡毅さん』の魅力について紹介しました。

経営破綻したグリンピア三木に残されたものは、山の中の広大な敷地と温泉とホテル。

お客さんが来ない山の中を「ないものはない」の視点で大自然のワクワクが止まらない遊び場に変えてしまう、圧巻の大転換でした。

「ないものはない」の視点はきっとあなたにも当てはまります。

もし悩みがあるとしたら、その悩みの原因を別の視点で見てみましょう。あなたオリジナルの強みや魅力に変換できると気づくはずです。

森岡さんがマーケターとして大切にしているのは、「本質の追求」「徹底的にやる」こと。分野は違ってもこの考え方は応用できるはず。

あなたも徹底的にやって「ないものはない」、そして大躍進です。

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