今日の気づき
未来を変えるのは考え方次第
久しぶりに家電量販店へ行った。コロナ禍であったが大勢の人、そして売り場構成が変わっていた。
1Fのメインフロアはいつの間にか携帯フロアに一新、4大キャリアの店員がコロナ関係なしに大声で客の取り込みに必死だ。
この時期になると毎年の光景である。おそらく新入生・新社会人目当てであろう。
しかし、良く考えてみると、最近の初携帯年齢は下がっているのでは? とは言え、仮に中学入学を機会に親が買い与えるとして3月または4月スタートに変わりはないか……。
携帯電話はもはや普及品、これから市場が大幅に伸びる訳ではない。シニア世代は死亡解約?若い世代は少子化によりこれより少ない=契約者数減少、これが日本市場の現実でしょう。
加えて楽天の参入で元々3社で争っていたのが、4社になった。しかも、規制で各社とも同じようなサービス内容、料金体制で差別化が難しい。
ではどうやって自社の契約者数を伸ばすのか? 他社から奪うしか無い、陣取り合戦である。
でもどうやって他社から奪う? 乗り換えは面倒くさい、これを上回るメリットがないとなかなか乗り換えてくれない。
過去は乗り換えで携帯本体無料サービスがあった、がこの手法はもう使えない、でも次から次へと新しい手法を考えるのが経営者。
たまたまSBの話を聞いた。SBの戦略は楽天の客を取り込むこと。楽天契約者の行動を読んでいる。
楽天は無料キャンペーンのため多くの人が契約した。しかし使い勝手の悪さで無料期間終了と同時に乗り換えを考えている人が多い。いくら無料でも使えないのだからしょうがない。
過去は無料本体のオトクで動いた客が、今は不自由さからの開放のためオトクがなくても自ら動いている。安かろう悪かろうに客が気づいた。
ここに目をつけたのがSBということ。
もう無理と考えるか、まだ可能性はあると考えるか。
無理と考えればそこでゲームセット、まだ可能性アリと考えれば知恵がでてくる。状況は同じでも考え方一つでその後に起こることが変わる。
未来を変えるのは考え方次第という話。
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