習慣付けに役立っているルーティン。
でも時には変えてみると良いかもしれない。
そこには、新たな気づきが待っているかもよ⁉
時には毎日のルーティンを変えてみる⁉
健診の度に指摘される運動不足。
逓増する人生のため、時間天引きして運動時間を確保すべき、
とは頭ではわかっているものの、束縛時間が長いサラリーマン、なかなな時間捻出が困難である。
50代にもなると2周目の人生に向け、他にやるべき事があり、なかなか優先順位が上がらない。
とは言え、健康な身体あってこその逓増する人生。
元気なうちに、運動習慣を取り入れたい。
まずはやれる範囲から、という事で、休日で遠出の予定のない日、私は早朝散歩を習慣化している。
散歩といっても競歩に近い。 結構ペースを上げて歩いている。
30分程度歩き、喫茶店で読書1時間、その後、帰路で30分早足で歩く。
今回の早朝散歩は、何故かいつもより調子が良く、何となくの直感で、その先へ行ってみたくなった。
行けるとこまで行ってみるか!
ここで毎日のルーティンを変えることになる。
近所ではあるが、徒歩では初めて見る景色。
車から見る、運転しながら見る景色とは異なり、新鮮に見える。
流れる景色のスピード感が違うだけで、別の景色に見えるから不思議だ。
初めて訪れた街のような新鮮な錯覚だ。
見える景色が異なれば、脳が次々を刺激を受け、疲れを感じるのを忘れてしまう。
ちょっと遠出するだけで、こんなにも刺激を受けるのなんですね。
これ、率直な感想である。
プチ冒険が新鮮な「へぇ〜」につながる
調子に乗って歩いていると、ついに隣の駅にたどり着いてしまった。
「さすがに、歩きすぎたか……」
自宅最寄駅の隣の駅ではあるが、半年ぶりの訪問。
「確か駅前のショッピングセンター内にはスタバがあったはず……」
私は、スタバで休憩する事を決断する。
開店30分後のスタバに到着したが、店内を覗いて違和感を感じた。
いつもの賑わい感、混雑感が無い……。
入り口のドアに手を掛けた瞬間、ガラスに写った景色に原因があることに気づいた。
人の流れが別の方向へ向かっている……。
入りかけたスタバから引き戻り、私は人の流れの方へ向かい合流した。
しばらく歩くと、その先には、新しいカフェが登場した。
前に訪れた時にはなかったはず、しかもスタバとマクドがある中での後発出店である。
巨人に堂々と挑む後発店舗、しかも、朝早くからお客さんはそちらへ流れている。
「どんな店なのか?」
私は調査を兼ねて、スタバから予定変更し、流れのまま新規カフェへ入店した。
朝早いにも関わらず、店内は大混雑、ただ混雑はしているが落ち着いた雰囲気である。
大きく開放されている窓、窮屈さを感じさせない座席配置、テーブル椅子の色調デザインなどがその雰囲気を作り出しているのであろう。
なかなか心地良い空間ですね。
注文したのは、本日のオススメブラック。
モーニングセットが出てくるまで15分以上は待っただろうか……。
運ばれてきた、香り高きコーヒー。
一口飲んで驚いた。「美味い」
なるほど、時間がかかる訳だ。これは確実に注文を受けてから作っている。
しかも、無料のトースト付きとなれば、コスパでもスタバを上回る。
なるほど納得! 人の流れがこちらへ向かう訳だ。
あえて習慣を変えるをルーティン化する
朝の散歩ルートを変えただけで、新鮮なモーニングであった。
これは、他の事でも当てはまるのでは無いか?
たまには、習慣をちょっとだけ変えてみる。
たまには、人が集まる街、話題のスポットを訪れてみる。
習慣を変えた先には、新たな気づき、新鮮な発見が待っているかもよ。
人を惹きつけるモノ、コトには、時代を反映した何かがある。
それが、ビジネスのヒントになるかもしれない。
お客さんの好みは変化変容し続けている。
それをキャッチしている売れている店舗は、どこかで変化変容しているはずだ。
たとえ世界を制したスタバであっても、その変化変容を掴み切れなければ、お客さんは離れていく。
逆に捉えれば、たとえ巨人が相手でも、変化のタイミングでチャンスが来る。
その一端を見たような「モーニング事件」であった。
変化変容のスピードは、時代とともに早くなっている。
さぁ、チャンスだ!
まとめ
時には習慣のルートを変えてみるのも良い。
そこには新鮮な気づきがあり、その気づきはビジネスのヒント、突破口になるかもしれない。
顧客から支持されるものは、必ず変化変容している。
変えているものと、変えていないもの。
売れ続けるヒントがここにある。
名言からの気づき
たとえ平凡な能力の人間でも、気が散るような娯楽や職をきっぱりとやめて、それまで学んできた計画に集中して実行するならば、目覚ましい変化を遂げて、人類の中で際立つ成功をおさめることができるだろう。
by ベンジャミン・フランクリン
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