以前は掛け声ばかりで実態が伴わなかった働き方改革。
今回の強制執行は、チョット訳が違いそうだ……
仕事って時間で区切るものなのだろうか?
シニア予備軍、50代前半のプチシニアである私は、電子立国日本、日本のメーカーが世界を席巻した時代を知っている。
その時の働き方は、滅私奉公。
家に帰ってする事は、風呂と睡眠。
土日も当たり前の様に出勤していた。
夜10時に始まる会議をきついと思う事はあったが、エンジニアとしては、やりがいのある楽しい日々を過ごしていた。
ここ数年は、会社にいること自体を悪とする風習が広がっている。
その結果、起こったのが、
- 時間を決めて強制退社
- 土日出勤禁止
などICカードによる時間管理である。
仕事内容では無く、在籍時間のみを管理するシステムの横行である。
仕事自体の中身を変えずに、時間管理だけを強制導入した結果、当然の如く歪みは発生している。
発生しているが、従業員個々の創意工夫により、効率アップし乗り切っているのが現状である。
効率アップした従業員は、生産性向上分の給与アップがあって当然であるが、実際は残業代の減少により年収ダウン。
おかしな現象が起きている。
暴動が起きていないのは、この国の国民性か?
“強制”在宅勤務が成果主義を加速する
働き方改革の中で、意外と進んでないのが在宅勤務であった。
理由は、会社側が従業員を信頼していないから?
成果主義と言いながら、実際は、成果以外で評価する、そんな人事システムの会社は、在宅勤務を実行しにくい。
オマエ、在宅で本当に仕事してんのか?
成果で評価していれば、働いていようが遊んでいようが、アウトプットで判断すれば良く、関係ないと思うのだが……
ただ、今回のコロナによるの”強制”在宅勤務は訳が違う。
皆が一斉に、容赦無く、在宅勤務に入っている。
令和の時代は、会社の存在自体が無くなるのではないか? と思うくらいものすごい勢いで普及している。
皆が個人事業主となり、自宅がオフィス、通勤時間ゼロ、仕事が終われば即プライベート、ネットを活用すれば、世界中どこでも好きなところで勤務可能。
そんな世界が外的要因により強制的に突き付けられている。
もはや避ける事ができない時代の変化。
既に変曲点を通過したと言っても良いだろう。
この場に及んで、課題をゴタゴタ言うか?
はたまた、課題を克服しつつ、積極的に取り組むか?
あなたはどちらを選択しているだろうか?
強制変化にはむしろ積極的に対応する
ネットが中心になると、いつも問題になるのはコミュニケーション。
実際に会わなければと言うシニアたちも、移動時間無しのビデオ会議で事足りることを実感しているのではないか。
リアル面会は別に必要ないかも?
これがビジネスマンの共通認識になれば慣れば、
- 企業は都会の中心に立派なオフィスを構える必要なし
- 従業員は好きな時に、好きな場所で、場合によっては、旅行を兼ねて海外でも可
これは会社と従業員の双方にメリットがありそうだ。
もはや時間の問題、この働き方の変革は急速に進む。と言うか、この緊急体制が平時になる。
であるならば、四の五の言わずに積極的に変化を受け入れた方が良さそうだ。
この変化にいち早く対応し、課題を改善し、自分のものとする。
この変化変容に対応できたものだけが、来る令和時代に生き残れる人であろう。
生き残る種とは、
最も強いものではない。
最も知的なものでもない。
それは、変化に最もよく適応したものである。
by ダーウィン
もしあなたが、今現在勝ち組でないとしたら、このチャンスを逃がすな!
ついに大逆転のチャンスがやってきました。
強くなくて良いのです!
変化に適応すれば勝てるのです!
この強制変革をものにしましょう!!!
まとめ
今回の”強制”働き方改革はおそらく本物だ。
形だけで終わる事はあるまい。
やれば在宅勤務ができることを労使ともに実感、認識した。
双方にメリット有りとなれば、変革スピードは早い。
物凄い勢いで、会社の存在が、仕事の在り方が変わっていく事になるであろう。
この大変革は、冷や飯を食わされている人には大チャンスだ。
生き残こるのは、強い人ではない。
変化に対応できることが最大の武器になる。
このチャンスを積極的に活用して、またとないチャンスをものにしよう!
名言からの気づき
無知というのは、しばしば知識よりも確信に満ちている。
科学によって問題を解決することは絶対にできない、と主張するのは、
決まって知識がない人である。
by ダーウィン
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