評論家はいらない!一番の課題は誰がやるのか?と言う事実

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新製品開発のマイルストーンの一つ、量産移行するか否かの判断タイミング。

そこで、発生した課題は、技術課題に加え、なんと! 行動課題であった……

目次

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「誰が行動するの?」が一番の課題⁉

順調に進んでいた新製品開発。

目標の性能アップも達成し、あとは量産性の確認と誰もが思っていた。

ところが、判断基準の性能が試作の度にブレている。

安定して性能を出せてないのが原因である。

手作り試作のためのバラツキと、技術陣は事の重大性を認識していなかった。

ところがである。

量産を模擬した試作、バラツキ要因を排除した試作においても性能が安定しない。

量産移行の判断時期が迫っている。

楽観視していた技術陣にも焦りが出てきた。

性能を決定する要因をコントロールできていないのではないか?

これはヤバイかも? と判断した開発リーダーは、急遽、対策会議を開き、衆知を集める行動をとった。

対策会議には、様々な人たちが召集された。

開発担当者
開発部門の長老
前機種の開発担当者
物知り博士
学生時代にその分野を研究してた者
量産技術担当者
生産技術担当者
品質管理担当者
製造担当者
などなど。

会議では、多くの確認事項、対策案が提示された。

衆知を集める施策は成功したと言える。

がしかし、実行段階になると、誰もやろうとしない。

行動しようとしない。

何故だ、何故なんだ……

なぜ行動にはハードルがあるのか?

長老、前担当者、博士は評論に徹している。

意見と言うだけ言っといて、後は他人事?である。

量産に関係する人たちは、開発段階の仕事は自分たちの責任範囲外と言う。

どうやら、人はややこしい案件には首を突っ込みたくないらしい。

ましてや、優秀な人?で出世を狙っている賢い人は、傷を負いたくないもの。

組織が大きくなればなるほど、そんな物かもしれない。

その新製品がどうなっても、自分の出世には、自分の給与には何ら関係ない。

悲しいかな、認めたくはないが事実である。

頼りになるのはやっぱり人間関係

そんな時に頼りになるのは、人間関係だ。

人と人との信頼関係から生まれた、人としての絆。

その人間関係の構築は、常日頃からのギブの精神。

常日頃からの行動が、いざと言う時に役に立つ。

そこで私は動いた。

誰もやらんのなら、やるしかないね。

会社生活が長いと、それなりに顔が利く人が各部門にいる。

その人たちに頼み込んだのだ。

ねぇ、○○ちゃん、例の件だけど知っているかい?
ちょっと困ってんだよね、何とかならんかねぇ……

こっちは、その担当じゃねえんだよ……
でも、あんたが困ってるんなら、ちょっとやってみるかい。

そんな感じで、「業務外⁉」で動いてくれる人たちがいる。

有難いことである。

とは言え、こんな反論が聞こえてきそうだ。

仕事なんだから、上司命令で上から指示してやらせればいいんじゃない?

確かに、それも一つの解決手段である。

でも、そんなやらされ感が満載の逃げ腰のチームで、困難な技術課題に立ち向かっていけるだろうか?

困難を突破するのは、知識やテクニックではなく、情熱や何とか成し遂げてやると言う強い想いである、と考えるのは、古い考えだろうか?

やはり、いついかなる時でも、いつの時代においても、困った時に頼りになるのは人間関係であろう。

今後、AIが発展しようとも、Webの世界が主流になろうとも、人間が主体である限り、人の心が存在する限り、困難を突破するのは、人間力ではないでしょうか?

AIは膨大な知識や過去の事例から推論し、未来を予測する。

人のネットワークは、お互いが相互補完し合うことで、個々の能力が無限大に拡大し、想像を超えた新しい能力を生み出す。

予測できないことをやってのける。

それが人間の、人間関係の素晴らしい点であると思うのである。

まとめ

評論はちょっと勉強すれば誰でもできる。

実行し、仮説が正しいか確認する、そして物事を実現することに意義がある。

とは言え、一人では実現できない、協力者が必要なことがある。

そんな時に役立つのが、人間関係だ。

人間関係は人間力により培われる。

人としてベースとなるのは、やはり人間力。

上辺のテクニックに心奪われそうになるが、このことを忘れないようにしたい。

名言からの気づき

失敗する人には二種類ある。
考えたけれども実践しなかった人と、実践したけど考えなかった人だ。
by ローレンス・ピーター(教育学者)

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