新型コロナの影響で一気に広まった働き方改革、在宅勤務。
無理と捉えるか、絶好のチャンスと捉えるか。
先ずは、四の五の言わずにやってみるのが良さそうだ!
在宅勤務はそもそも想定の範囲内では?
3月に入り半ば強制的に始まった在宅勤務。
初めは、システム上でも運用上でも混乱があったが、今はだいぶ落ち着いるのではないだろうか。
でも、これっておかしくない?
そもそも在宅勤務は、東京オリンピック期間中の実施を想定していたはず!?
それが、ちょっと前倒しになっただけ、と思うのだが実際はどうであろうか?
当初の想定は東京五輪開催中の在宅勤務。
企業では対策チームを作り、メンバーが知恵を絞り、想定される課題をシミュレーションし、その解決策を練りルール化し万全の体制を構築してきたつもりであろう。
元々は東京を中心とした関東地区限定のはずが、コロナの影響で近畿圏含め、全国一斉実施に変わったため、通信キャパ、サーバーキャパが想定外だったのか……
だが、いかに完璧な準備をしたと思っても、「想定」を超える、「想像」を超える、そんな事件が起きるのが、「現場」である。
想定外は日常茶飯事やらねばわからん
人間はパニック状態になれば、何をしでかすか分からないもの。
人間の行動は、先読みできる様で出来ない事も多い。
- 特定時間にアクセスが集中する事による、サーバーダウン。
(皆が使いたい時間帯は同じ?) - 何故か出社している時にはしない?業務報告をこまめにすることによる、管理職の負担増。(性善説をとり報告なしはできないものか?)
それ以外にも、実際に在宅勤務をやってみると様々な課題が出た。
やってみて、初めて浮き彫りになった課題もある。
そういう意味では、半強制的に実施して良かったのでは無いか。
そうでもしなければ、伝統のある?古い体質の企業は、働き方改革を本気で考えだろう。
エンジニアである私も、部署への割り当てノルマ?により、強制的に在宅勤務を命じられた。
仕事をするのに、実験設備を必要とするエンジニアの在宅勤務は考えもしなかったが、集中してデータ解析する日とした。
やってみて気づいたことがある。
- 仕事をしようとした瞬間から仕事を開始できる!
(通勤時間ゼロだから当たり前だが、このメリットに初めて気づく) - 超集中できるので仕事がドンドンはかどる
(電話鳴らない、話しかけられも無し、外的要因により集中力が途切れない) - ネット会議でも十分に意思疎通ができる
(リアルで会わなければは妄想だった?初対面でなければリアルの必要なし?)
などなど多くの利点がある事を発見した。
私のエンジニア仲間も、ほぼ皆同意見であった。
特に、在宅の方が集中できる点は、皆が気づき驚いた点だ。
職場環境が、如何にクリエイティブな活動に適してないのか……
この際、見直す必要があるのではないでしょうか。
それ程、在宅での集中力は素晴らしいものであった。
おそらく、事務系職場もエンジニア同様に在宅の良さを実感したに違いない。
やったら分かった次にすべきは定着だ!
と言う事は、このウィルス騒ぎがひと段落したら、会社はどうなる?
事務系職場を中心に会社の建物が、立派なビルが、いらんのちゃう?
エンジニアたちも、毎日出社の必要がなくなるのでは?
そうすれば、ネット環境さえあれば、世界中どこに住んでもOKとなる。
例えば、沖縄に住んでも、東京オフィス勤務が可能になる。
海外の方が良ければ、ハワイ在中でもOKだ!
そうすれば、誰もが、
- 好きなところに住める
- 好きなコミュニティーに囲まれて仕事できる
- 嫌な上司に忖度する必要無し
- パワハラ、セクハラにあうがない
- 通勤時間が無いため、拘束時間が大幅に減少
- 自分の自由管理時間が増え、好きなことができる!
などなど良いことだらけでは無いか?
今回の強制在宅勤務により、皆が気づいてしまった、出社しないことのメリット、出社せずとも仕事ができると言う事実&自信。
四の五の言わずにやってみる!
やらねば気づかぬ事がある。
日本中のみんなが知ってしまった、在宅勤務のメリット。
今回の変化変容は、一時に留まらず、この働き方改革の流れは、一気に加速していく予感がする。
会社の在り方も急激に変化する様な気がして止まない。
その様な環境が訪れた時、自分は如何にして会社に価値提供するのか?
在宅が当たり前になった時、会社という入れ物を維持する必要がなくなった時、自分は不必要な人材になっていないか?
まだまだ先と思っていた、リモート&バーチャルの世界、大きな変革が直ぐそこまで迫っている。
四の五の言わずにやるしか無いんですよ!
まとめ
ある程度のリサーチ、準備が済んだなら、四の五の言わずにやることだ!
やらねば気づかぬ事がある。
やって損はしないはず。
成功は新たな気づきを生む。
失敗は進むべき道を教えてくれる。
名言からの気づき
なんでもやってみなはれ、やらなわからしまへんで。
by 鳥井 信治郎(サントリー創業者)
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