何か新しいことにチャレンジしようと思った時、あなたはまずお勉強から始めていませんか?
そのお勉強、本当に必要なスキルでしょうか?
スキルより行動優先で行くべきその理由
何かにチャレンジしようと思った時、何かを成し遂げようと思った時、あなたがまず実行する事は、何だろうか?
私が30年間にわたり染み付いたサラリーマン癖からの”脱藩”を目指し、変化変容を目指し試行錯誤した結論&反省は次の3つである。
- とりあえず、やってみる
- 経験がなくても、知識がなくても、やってみる
- 四の五の言わずにやってみる
何よりも先に、とりあえずやってみるということ。
これが自戒を込めた結論であり、これから変化変容をめざすあなたへのアドバイスである。
慎重な人ほど要注意、スキルのワナ
慎重な人、戦略的な人、計画的な人……
いわゆる頭を良く使う人ほど入念な準備をするに違いない。
何も考えずに行動するアクティブな人?と比較すると、準備をする人の方が目的にたどり着きやすい様に思われる。
変化変容を目指して活動し始めた頃、私自身もその様に考え先ずは準備を実践してきた。
武器を準備してから、戦場へ向かおうと思ったのである。
でも今なら、武器が無くても手ぶらでも先ずは戦場へ行った方が良い、と考える。
例えば、ライターになりたいとする。
目標はライターのお仕事を受注することである。
先ずはライティングスキルを磨こう
多くの人が、”ライター=ライティングスキル”と考え、セミナー通いや教材を買い漁る。
稼ごうとしている人が、まんまと搾取される人になっている。
無くを隠そう、私自身がまんまと搾取されてた経験の持ち主です。
今ならば経験有無など気にせずに、先ずは募集サイトを検索し、今の自分にできる仕事をやって見ることをオススメする。
ハッタリ結構! 失敗OK○ 先ずは実践してみるのである。
実践すれば、プロのライターとして何が必要か、が見えてくる。
クライアントが、何を求めているのか、が見えてくる。
その気づいた必要なことを勉強すれば良いのである。
勉強が先ではない、実践で気づいた”必要スキル”を後で身につければ良いのである。
素人の目利きで、自分勝手に必要スキルを判断しても、所詮は素人判断。
それが求められているとは限らず、空振りの可能性が高いのではないか?
初心者は必要スキルを分かっていない?
誰もが最初は素人だ。
その業界のこと、トレンド、お客さんから求められていることは知っているようで知らんでしょ?
例えば、ライターを目指した素人が、自己判断で何よりも先にライティングスキルが必要と判断したとする。
もちろんライティングスキルは、ライターにとって必要不可欠なスキルであることに異論はない。
しかし、実際にクライアントが求めているスキルは、SEO(Search Engine Optimization, 検索エンジン最適化)スキルの可能性がある。
その場合、クライアントがお金を払うのは、上手な文章力ではなく、顧客へ届く文章、web検索でヒットする文章になる。
即実践モードでトライする人は、いち早く、SEOの重要性に気づき、SEOのスキルアップに励むだろう。
勉強家は、ライティングという武器調達に時間とお金を費やし、いざ戦場に出た時に、その武器が役に立たないことを知ることになる。
戦場へ出てからの気づきはダメージがデカイ。
私の経験からオススメするのは、
・重症をおわない程度に、先ずは戦場に飛び込み、実践モードで戦闘してみる。
・そこで、現場を知り必要な武器を調達する。
という戦い方である。
リーマン歴30年の私が学んだ結論
「先ずはやってみる」このやり方が、短期間に確度高く成功する方法だ。
これが30年間にわたり染み付いたサラリーマン体質から、変化変容活動を目指し実践した、私の結論かつ反省?だ!
「先ずはやってみる」ことで、志したものがイメージ通りか?もわかる。
やってみて、そこで戦う決意をしたならば、勝つために必要な武器がわかる。
要はそれを調達すれば良いだけのこと。
時には、撤退も有効な判断である。
イメージと異なる、やったらつまらなかった。
そうであれば、さっさと退場し、別の戦場へ行けば良い。
チャンスはいくらでもある。
そういう判断ができるのも、実践モードでトライしたからである。
練習だけでは、いつもまでも妄想から脱出できない。
まとめ
何かを志した時、先ずは実践を始めてみることだ。
そのためのお勉強はいらない!
戦場に出て実践することで、市場で求められていることが実体験でわかる。
故に、お勉強より、先ずは戦場へ飛び込むことである。
名言からの気づき
考えてばかりいないでとにかくやるべきことをやれ。
人生とは頭で考えたり難癖をつけたりして変わるようなものではない。
by ラルフ・ワルド・エマーソン(哲学者)
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